多くの人がリフォーム業者を網羅した「リフォームポータルサイト」(ポータルは「玄関口」の意味)を利用しますが、
まず「良いポータルサイト」を選ぶことが、リフォーム業者選びの第一歩であり、成功のポイントです。
「リフォームポータルサイト」には、大きく二つのタイプがあります。
■住設建材メーカーなどが運営するポータルサイト
大手の住設建材メーカーなどは、「自社製品の販売と施工を適切に行う」ため、各地のリフォーム業者を組織化し、ポータルサイトにて消費者にリフォーム業者情報を提供している場合も多く見受けられます。これはお客様自身でリフォーム業者を選べるタイプのサイトです。
リフォームで取り替える機器などをショールームで直接ご覧になり、工事したい場合は、そのメーカーが運営しているポータルサイトに掲載されている、お近くのリフォーム業者情報が安心で参考になります。
■お客様を紹介する営利事業で運営するポータルサイト
多くの「ポータルサイト」はこのタイプで、お客様の利用は無料でサービスを受けられる一方、リフォーム業者はサイトの運営会社に登録料、会費、紹介手数料(工事費の6%程度)などを支払うことで運営されているものです。
お客様は、サイトに住所や希望する工事内容を入力するだけで、その住所を営業範囲としている複数のリフォーム業者から反応があり、その中から絞り込んでいくタイプと、サイトに掲載された業者情報から、お客様が業者を選び、サイトを通じ、工事契約へと進めていくものの二つのタイプがあります。
地域でお得意様をあまり持っていないリフォーム業者にとっては、チラシの配布などの広告費を使うより、工事費に応じた手数料を払っても、お客様の紹介が効率的に受けられるということで、このようなポータルサイトが成り立っているわけです。
リフォーム業者選びは慎重に。
またリフォーム工事は、請負代金が500万円未満(税込)のリフォーム工事であれば「建設業許可」を所持していなくても、看板を掲げるだけで工事を請け負うことができます。
このため、リフォームは異業種からの参入も多く、また、トラブル事例もありますので、リフォーム業者探しは、価格だけでなく、実際のリフォーム事例の見学、営業の方の信頼感・相性はどうかなど、過程を踏んで慎重に決めていなかければなりません。
■自分で探せる公正・中立なポータルサイト
数多くのリフォームポータルサイトの中で、異色の存在と言えるのが、この「リフォーム評価ナビ」というサイトです。
このサイトを運営する一般財団法人の「住まいづくりナビセンター」はどの企業系列にも属さない公正・中立の組織で、リフォームの市場環境の整備に寄与するため、行っているサイトです。その運営は一定の要件を満たした登録事業者からの会費等によっており、登録リフォーム業者の中にはお客様に「リフォーム評価ナビさんへ紹介手数料を払う必要がありませんので、その分を値引きしています」とお伝えしているケースもあるようです。
サイトの大きな特徴は、登録しているリフォーム業者を利用した人の口コミが中心になっていること。アクセスした人は、リフォーム経験者の評価を参考に、また、会社の情報も見比べながら、自分でリフォーム業者を選ぶことができます。つまり「一方的に紹介される」のではなく、リフォーム経験者の感想、意見を参考にしながら「自分で探せる」というところが大きな特徴になっています。
口コミを参考に「自分で探せる」。
また、「リフォーム評価ナビ」のすべての登録事業者はリフォーム瑕疵保険の事業者登録を行っているので、リフォーム瑕疵保険に加入していれば、瑕疵の発生など、万が一の時でも安心です。
■「口コミ」は「自分のため」と「人のため」
多くのリフォーム業者が名乗りを上げて激しく競争しているリフォーム業界では、宣伝力の強いリフォーム業者が競争にも強いという傾向があります。また、専門知識はどうしてもリフォーム業者の方が多く持っているもの。そのため、「工事契約した後は、追加工事などリフォーム業者の言いなりにならざるを得なかった」というリフォーム経験者の不満の声も聞こえてきます。
しかし、情報量が少ない消費者だからこそ、「利用者の口コミ」はリフォーム業者選びの参考になります。さらに、このサイトの登録事業者に工事をお願いすると、工事完成後にお客様が直接、財団に投稿する「口コミ」で良い評価をしてもらいたいと考えるリフォーム業者は、お客様とも適度な緊張感をもって、お客様の納得できる工事を進めるよう努力します(「自分のため」)。また、口コミは一般財団法人住まいづくりナビセンターと、弁護士等の第三者から成る監視委員会によって、公正・中立な立場で公開・管理されます。工事後に書かれたお客様の口コミは、次にリフォームをしたい人の役に立つ情報となります(「人のため」)。
こうして、良い仕事をするリフォーム業者が消費者の支持を得て育っていくという環境がつくられることは、リフォーム業界の健全な発展にもつながるのです。その意味でも「リフォーム評価ナビ」を皆様で、活用し、育てていきたいものです。
「リフォーム評価ナビ」とは国土交通省が実施する『消費者が安心してリフォームができる市場環境の整備』の一環として、リォーム工事を検討しているお客様に、リフォーム事業者に関する口コミ評価や会社情報をご提供し、リフォーム事業者選びをお手伝いするポータルサイトです。
弊社も「リフォーム評価ナビ」の登録事業者です。
最初はトイレの増築がきっかけでしたが、将来を考え、思い切って3世代同居プランに発展させました。
息子様ご夫婦との同居を決められ、大幅な増築になりました。増築部分はリビングを中心とした東側半分とトイレ、階下の親世帯に配慮した床は遮音性の高い工法を採用。将来を考えて室内の段差を解消し、浴室は安全で操作性にすぐれたバリアフリータイプのユニットバスに、ウォークインクローゼットや小屋裏収納も設けています。
洋間を和室に改築しました。襖を開けると増改築したリビングと一体になります。
約18畳大のリビング。「3世代がゆったりとくつろげる空間」を基本にして、造りつけ家具を採用し、すっきりとまとめました。
屋根や外壁、バルコニーは家の印象だけでなく、周辺のイメージも良くなると思いはやめにリフォームしました。
金属製の屋根は塗装により耐候性を高めているので5年を目安に塗装します。彩色石綿瓦は、耐久性が高いうえ、デザイン性にも優れているので人気があります。
使い勝手のよい、機能的な明るいキッチンで料理を楽しむのが、長年の夢でした。
キッチンのいそうで主流なのはシステムキッチンへのお取替えです。食器洗浄機や大型シンクなどの便利な機器がセットされた機能的で整理しやすいデザインは人気です。お年寄りの家庭には安全性の高いハロゲンヒータのコンロが安心です。
浴室を高齢の両親や家族が心身共にくつろげる“いやしスペース”にしようと思いました。
浴室はオールインワンのユニットバスへの変更が主流になっています。簡単に操作できる給湯機能や段差の解消など安全に考慮したバリアフリー仕様なので高齢の方も安心です。ユニットなので湿気対策を図れて躯体を傷めません。室内乾燥機も付いてあめの日でも洗濯物が乾きます。